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奇妙な量子世界

先日は、レーザーという技術そのものが量子力学によって

成り立っている・・・という話をしました。

ちょっと難しかったかも?ですが、意外にも評判が良かったw

(* ´艸`)ムフフ

っで、量子力学って難しい学問?って思われますが、

実はある意味「この世は本当は何で構成されてるか?」

その真実を純粋に追求してるだけなんです。

ヾ(*´∀`*)ノヘラヘラ

その昔・・・地球が平面だと思ってたら実は球体だった。

地球が宇宙の中心だと思ってたら割と銀河の端っこだった。

そうやって仮説から実験、実証を経てちょっとずつ

この世の真実を紐解き、叡智の地図を描いているようなモノ。

・

当時から、生まれてから死ぬまで地球が惑星で球体だとは

知らなかった人も居たけど、知らずに不幸だったとは思わない。

生きて行く上で必須か?と言われたら微妙だけど、知る方が

より世界の見え方が広く深く理解できる。

絶対の不変だと思ってた事が、そうでも無いと思えたり

この地球が、生命が、家族が、自分が生まれて来れたのも

奇跡中の奇跡とも実感しやすい。

自分が知り得た世界が全てだとは限らず、凝り固まった常識や

知識の、人生の・・・・・良いスパイス。と感じて頂ければ・・。

・

なので、今までの我々の知ってる常識とは違う?と判り

直観に反する現象が沢山出て来て・・・スンゲーおもろい。

・

まぁ・・・

学者さんのお偉い人たちの中では、おもろい世界があるんだね?

って話じゃ無くて机も椅子も建物や街も世界も宇宙も、そして貴方も・・・

実際に摩訶不思議な量子世界の集合で出来てるの。

(´・ω`・)エッ?マジデ?

昭和の時代に私が習った物理化学も生物も科学も・・・・

現在では、かなり違うし実際、量子力学の話は高校物理では出ない筈。

・

どちらかと言うと物理化学好きって、この世の全ては綺麗な数式で

表せて、もはや計算できない事は無い!っと思ってるはず。

まぁ・・・・19世紀までの学者も今まで解明してきた(古典)物理を

これこそが!この世の真実だ!と、そう信じてたの。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

実際、物理化学が得意な学生は大学で量子力学を習うと、今まで学んだ

数式で全て説明できると信じてたのと違い過ぎて、面食らうらしい。

「習って来た事と全然違うじゃねーか!真実じゃなかったのかよ!」っと

┐(´д`)┌ヤレヤレ

でもね?もう100年以上前のアインシュタインの時代には

既に量子力学はドンドン確立されてて、当時から立派な学問として

今でもキチンと理論的に説明が付く。

実際、今あるテクノロジー は全て量子力学が無いと成立しない。

スマホもパソコンも自動車も核兵器さえも・・・

マジのマジな本当の話。

・

え?っと思うかも知れませんが、実は原子は最小単位ではなく・・・・

もっと小さい「量子」と言うミクロな世界があり、ソコでは現実では

理解できない超~不思議な事象が沢山あって・・・・

光は波でもあり粒子でもあり・・・・

観測されると粒子になるとか・・・

超えられない筈の壁を確率でスリ抜けたり、染み出したりしてるとか・・

位置を決めるとエネルギー量が判らず、逆を求めると位置が判らなくなるとか・・

なんじゃあ?そのフワフワとした確率の存在ってなんだよ!

Σ( ̄ロ ̄lll)ナニソレ

しかしスピリチュアルでも無いし学者の妄想でも無く、ちゃんと数式で

次々に 証明され計算結果もバッチリ合うマジの「この世の真実の話」です。

( ̄~ ̄;)ウムム

っとは言うモノの・・量子力学の世界は、レーザーの仕組み以上に 不思議です。

今日はその中でも有名な「二重スリット実験」の話をしてみます。

ヾ(*´∀`*)ノ

・

まず最初に言っておきます。 この話は、理解できなくても普通です。

どちらかと言うと常識人であればあるほど、理解が難しい筈です。

(*´σー`)ホッ♪

実際、量子力学を研究している物理学者ですら、「なぜそうなるのか?」

に ついては今でも議論を続けています。

そう言うモンなんだろう?っと丸暗記 するのも良いですが、

これが「この世って何で出来てるか?」の核心に近い探求で

少なくとも今も研究されてる本当のミクロな世界から見た

「現実の話」なんだと覚えて下さいね。

β(□-□ ) フムフム

では、摩訶不思議な量子の世界へ・・・

二重スリット実験とは、元々は「光は波である証明実験」でした。

部屋の真ん中に仕切り壁を作り、その壁に細い隙間を二本開け、その向こう側に

スクリーンを壁一面に貼った部屋を作ります。

私達は仕切り壁の手前の部屋で、目の前の仕切り壁の二本のスリットから

向こうのスクリーン壁がチラ見えしてる感じ。

β(□-□ ) フムフム

まずは光で考えてみましょう。

コッチの部屋から光を二つのスリット隙間に通すと、二つのスリットから

二本の光が伸びて、向こうの部屋のスクリーンにクッキリと差し込むだけ?

いえいえ、実験するとスクリーンには、ぼんやり明るい部分と暗い部分が

交互に並ぶ縞模様が現れます。

これは池に石を二つ投げ入れた時にできる波紋と同じで、2つのスリットを

通った「波」が重なり合った時に、その2つの波が干渉しあって起きる

「干渉縞」と言う現象です。

もし電子が粒子として一粒ずつ飛んでたら、互いに干渉するなんて筈が無い。

そのため、昔の科学者たちは、「だから光はきっと波なのだろう」と考えました。

β(□-□ ) フムフム

ところが後世にアインシュタインによって「光は粒の性質も持っている」ことが

分かります。

さらに不思議なのは・・・ここからです!Σ( ̄ロ ̄lll)ゴクリ

・

ならば、光を確実に一粒ずつ、飛ばしたらどうなるのでしょう?

現代の技術では激弱いレーザーを作れば、光の最小単位である 光子(フォトン)の

粒子を一個ずつ発射できるのです。

もし光子が単なる粒なら・・・・ピストルの弾みたいに一発ずつ

スクリーンに弾痕のように残るだけ。

波である干渉が起こる縞模様は絶対に、できないはずです。 ( ̄~ ̄;)ウムム

パスン!・・・パスン・・・!ランダムに一発ずつ撃ちだされ、

2つの内どちらかのスリットを通った粒子がスクリーンに当たって・・・

向こうの部屋のスクリーンに当たった点の跡が残る。

(*・ω・)(*-ω-)ソリャソーダ

ところが実際には、一個ずつ飛ばして一発ずつ当たっているにも関わらず、

無数に打ち続けた点の痕跡が・・・最終的には同じ干渉縞が現れます。

(´・ω`・)エッ????ドーイウコト?

最初のうちスクリーンには、小さな点がポツ、ポツ、と現れるだけです。

β(□-□ ) ダヨネェ?

しかし数万回、数十万回と繰り返していくと、その一つずつの点跡が

やがて波が干渉した時と同じ(点描画みたいな)縞模様が浮かび上がってきます。

Σ( ̄ロ ̄lll)????イミワカラン?

ん?なんで?どっちか片方のスリットを抜けてスクリーンに当たった点の跡なのに?

干渉って・・・何と干渉したのよ?つーか2つのスリットの間、確実に壁なのに

その直線状では当たる筈のない真ん中に当たった跡が一番多いって?????

はぁ?どっちかのスリットからしか抜けられないのに????どこ抜けてんのよ!

当時の学者も頭をフル回転させても理解できません。

( ̄~ ̄;)ウムム

じゃあ・・・光の粒だけ特別なのでしょうか?実はそうでもありません。

今度は、電子単体一個で同じ実験をしてみます。電子と言えば、原子の周りに

(クルクルは回ってないけど)存在する粒です。電子の集まりが電気ですね。

普通に考えれば・・・・波というより電気って言うと粒のイメージですよね。

今度こそ・・・・

ところが・・・・・電子でも光子と全く同じ結果が得られます。

当たる筈のないスリットとスリットの間の壁の向こう側に最も当たって、

無数に当たった点跡を観ると、全体像として干渉縞がクッキリ浮かび上がるの。

もっとも、別の物質の最小単位の量子状態を飛ばしても全く同じ結果になります。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

しかも研究者たちは、

「もしかするとタイムラグで電子同士が互いに影響し合っているだけでは?」 と

考えました。

・

そこで電子をランダムですが、確実に一個ずつ一発ずつ発射してみたのです。

前の電子がスクリーンにパスーンと到達してから、次の電子を飛ばすほど、

ゆっくりと・・・・・確実に一発ずつ。それでも干渉縞は現れました。

((((;゚Д゚))))エーッ?コワイコワイ!

つまり電子は確実に単発で、他の電子とも一切、出会っていないのです。

では、一体・・・・・・・何と???何と干渉しているのでしょう?

ここから先が量子力学の本当に不思議な部分です。

・

電子はスクリーンに到達した瞬間には、必ず一点の粒として観測されます。

β(□-□ ) フムフム

しかし、観測結果で波特有の干渉縞が出来ている以上・・・・飛んでいる途中は、

波として扱わないと実験結果を説明できません。

スリットとスリットの間を貫通した?ように、粒なら当たる筈の無い位置に

当たった痕跡で干渉縞はクッキリ残る。

電子を一発ずつ撃ったのに?スローで見るとスリットまでは確かに粒子の筈で

・・・・スクリーンにパスン!と当たると点の跡なので間違いなく粒子の筈。

でも、両方のスリットを通る時は波として通過して互いに干渉し合わないと

干渉縞の痕跡には成らない。

スクリーンには粒として点の跡が見つかるのに、直線状には通れる筈の無い

2つのスリット間の壁の向こうにも当たってるし、点の跡なのに・・・

全体的に見ると・・・・点描状に干渉縞が形成されてるので、

Σ( ̄ロ ̄lll)キャー!!ナニコレ???

どうやっても「きっと波だ」として計算しなければならない。

なぜ?不思議・・・私たちの日常感覚では、なかなか理解しづらい話です。

さらに研究者たちは、

「では電子がどちらのスリットの隙間を通った瞬間に粒子なのか調べてみよう」

と考えました。貴方もそう考えたでしょう?

(* ´艸`)ウンウン

ところが、どちらを通ったのか分かるようにスローで見てみると・・・

その途端に・・・・

誰もが想像する粒子一発で、干渉縞が全く消えて、フツーに

パスン!パスン!っと一発ずつスリットを通った痕跡だけに

なってしまいます。マジで?コッチが見てるの知ってる???

(´・ω`・)エッ?ナンデ?

実際、量子力学を研究している物理学者ですら「なぜそうなるのか?」

に、ついては今でも議論を続けています。

(正確に計算方法や実験結果の説明は非常によく分かっています。

ただし「波動関数とは何なのか?」「観測とは何なのか?」など、

その意味や解釈については今でも議論が続いています。)

・・・

さらに研究者たちは、

「では電子がどちらのスリットの隙間を通った瞬間に粒子なのか

センサーで調べてみよう」と考えました。

ところが、どちらを通ったのか分かるように観測装置を置くと・・・

その途端に・・・・誰もが想像する粒子一発で、干渉縞が全く消えて

フツーにパスン!パスン!っと一発ずつスリットを通った痕跡だけに

なってしまいます。

(´・ω`・)エッ?ナンデ?

人間が見ていなくとも、言ってしまえば観測結果を誰も見てなくても・・・

さっきまでの干渉縞が出来る波のような振る舞いが全く見えなくなり、

まるで普通の粒のような誰もが想像できるような、スパン!スパン!

っと淡々と直線的に、誰もが想像できるフツーの痕跡結果になるのです。

え?

スリットを通ったか?調べただけで、当たった痕跡結果が変わるの?

人間が見てなくても?観測結果をデーターに採ってなくても???

そう思われるかもしれません。

実際、多くの学者も、ソコで首をかしげます。何度、実験しても同じ。

( ̄~ ̄;)ウムム

神様でも観てるの?????例えば人間がスリット通過時に

観測しなくて、どちらを通ったかをセンサーみたいなモノを設置して

人間が観測結果を観ていなくとも・・・・同じ。

センサーの通った結果を人間が知らなくても同じ。

観測しようとしただけで・・・干渉縞の不思議現象は消えてしまう。

(ここで言う「観測」とは、人間が見たかどうかではありません。

電子が観測装置などと相互作用して「通った情報が外部に残る状態」を

指します。)

だから量子力学は不思議なのです。

・・・

しかしスピリチュアルでも無いし学者の妄想でも無く、ちゃんと数式で次々に

証明され計算結果もバッチリ合うマジの「この世の真実の話」です。

(もちろん科学は常に更新されるので絶対真理とは言えませんが、

現在の実験精度では極めて高い確率で正しい≒真実に最も近い

と考えられています。)

・・・

現代の英知をもってしても量子の計算がバッチリ出来るのみで・・・

なぜそうなるか?誰にも判っていません。

┐(´д`)┌ヤレヤレ

(正確には「どう振る舞うか」は驚くほど正確に計算できるのに、

「なぜ自然界がそのルールに従うのか?」という根本部分が未解明なの。)

・・・

スリットとスリットの間を貫通した?ように、粒なら当たる筈の無い位置に

当たった痕跡で干渉縞はクッキリ残る。

(実際に壁をすり抜けている訳ではありません。電子を波として扱うと、

その確率分布が干渉して、この不思議な干渉縞の痕跡模様になります。)

・・・

どうやっても理解は出来ないけど・・・だけど、最先端科学でも裏付けられてる

認めるしかない真実に限りなく近いとされる事実。

苦労して買ったローンが残ってる自宅も、愛くるしい猫も・・・

ガミガミとウルセー小姑の婆も、過去の偉人たちも・・・

そして貴方も、宇宙も・・・・・・・それで出来てる。

ヾ(´∀`)ノヘラヘラ

今のところ、量子のミクロな背外より遥かに大きい、私たちのような

巨大な物体ではミクロのひとつずつの量子効果は、ほぼ平均化されるため、

「日常生活では古典物理の方が圧倒的に使いやすく正確」です。

<(`^´)>エッヘン

だから普段は実感として量子っぽさを全く感じませんよね?

でも・・・・小さく小さくミクロの世界になってくると・・・

量子の現象が現れて、小さいモノ同士は干渉しあうのです。

ICチップとか電子顕微鏡のレベルになると確実に・・・・

古典力学の方程式では影響でズレが大きすぎて全く使えなくなる。

ヾ(*´∀`*)ノアハハ、ナンデダローネ?

とにかく、ミクロな量子の世界は本当にそうなってる。

きっと神さまがが作ったのよね。では、解明できない。

かのアインシュタインも(彼は量子力学を否定していたので無く

大きく貢献した量子学の生みの親の一人とされていますが)

この世の全てが不確定要素満載の波動関数・確率分布で出来ている?

事が、もどかしく「神様はサイコロは振らない」っと名言残したほど。

んね?不思議でワクワクする世界しょ?

レーザーとは何ぞや?

前回、レーザーと言う技術そのものが量子力学によって

成り立っているという話をしました。

じゃあ、あの何でも切れそうな(実際は何でもは言い過ぎです)

アノ真っすぐなビーっと出る、レーザーがどのように

発生するのか?を説明してみます。

β(□-□ ) フムフム

因みに現在は20Wと40Wと5w遠赤外線の3つのモジュールを

付け替えられるダイオードレーザー加工機×1機を使っています。

ヾ(*´∀`*)ノ

構造的には、X軸Y軸(縦横)に自由に動けるレール上を精密に動き

レーザービームが出てくるモジュールと言うパーツ内部の小さな

半導体チップの中でレーザーが発生しています。

実は、レーザー発生時のココから量子力学が深く関わっています。

ヾ(*´∀`*)ノ

皆さんは昔、科学の授業で習った電子殻の話を覚えていますか?

物質は原子の沢山の集合体で出来てて、その目に見えない原子の中に

原子核が中心にあって、その周囲を電子が回って・・・

(実際には、習ったように軌道をグルグル回ってるのでは無いのですが)

その外周軌道には「K殻」「L殻」「M殻」があって・・・・

そんな風に習った筈。

厳密には量子の世界はもう少し違うのですが、今は割愛します。

基本は・・・その電子殻と言う軌道に居る電子は好きな場所に存在できず、

K層とL層の途中とかは無理で、必ず決められたエネルギー状態(層)にしか

存在できません。

私が習った昭和の物理科学では「ここには電子2個まで入れて・・・

なんか判らんけどそーなってるからテストに出るから覚えて!」っと

丸暗記レベルの雑な教え方だったのですが、実際は量子力学で

新たに発見した自然界のルールのひとつです。

(っと言うか、この未知の法則性の謎が量子力学の第一歩とも言える)

β(□-□ ) フムフム

ダイオードレーザーではレーザー発生モジュールに電流を流します。

するとモジュール内部の半導体の中へ大量の電子が送り込まれます。

電子はエネルギーを受け取り、高いエネルギー状態になります。

これが励起です。

・

ザックリ言うとある殻(層)に居た電子がエネルギーを得て、

あぶれたように、ひとつ外側の殻(層)にイレギュラー的に

ぴょんと電子が飛び移ったようなイメージ。

しかし、ここで面白いのは電子は常に安定したいので、

その、あぶれた状態(層)に居られず、やがて元居た

安定した状態(層)へ戻ろうとします。

すると、その戻る際に余ったエネルギーを光として放出します。

β(□-□ ) フムフム

もしエネルギーが連続的なら、放出される光の色も離散し

バラバラになります。でも量子の法則でそうならない。

量子力学では電子が存在できる状態(層)がどこでも良いのでは

無く、飛び飛びながら、規則正しくキッチリ決まっています。

そのため、励起状態から戻る時に放出される光エネルギーも

キッチリ決まっています。

結果としてピッタリ決まった波長の光が生まれます。

( ̄~ ̄;)ウムム

青色レーザー(紫外線レーザー)が青く見えるのも、

赤色レーザー(赤外線レーザー)が赤く見えるのも、

使用している半導体材料によって電子のエネルギー差が違うから

出てくる波長の違いが特定の色として見えてます。

つまり色の違いは材料の違いであり、そのエネルギー差によって

放出される光の波長が決まる。その根本には量子力学があります。

・

しかし・・・・・強力なレーザーになるには、弱弱しく

まだ一歩足りません。

普通なら、電子はその都度バラバラに光を出します。

それを逆に発光源、照明として上手く利用したのがLEDです。

(´・ω`・)ソウナノ?

でもレーザーでは、ある光子が近くの励起された電子に

作用すると、その電子は全く同じ光を放出します。

同じ色。

同じ方向。

同じタイミング。

まるで一人が歌い始めたら周囲が全員ピッタリ同じ声で

合唱を始めるような現象です。これを「誘導放出」と呼びます。

コレも量子力学の世界で起こる不思議現象です。

β(□-□ ) フムフム

そして増幅された全く同じ無数の電子が、今度は半導体の両端に

作られた鏡状の反射構造の中を何度も往復しながら、さらに増幅されます。

合わせ鏡の片側が半透明になってる構造なので、十分に増幅され集束された

光だけが・・・ビーっ!!と外へ出てきます。

これがレーザーです。

ヾ(*´∀`*)ノヤットカ・・・・

・

つまり私が木材を彫刻しているレーザー光は、

① 電子が外部からエネルギーを受け取り励起状態になる

② 不安定な励起状態の電子が元の安定した状態へ戻ろうとする

③ その時、状態の差に対応した決まったエネルギーの光子(光)が

 放出される

④ その光子が他の励起状態の電子に当たると、全く同じエネルギー

 ・同じ位相・同じ方向の光子を放出させる(誘導放出)

⑤ この現象が連鎖的に起こることで、大量の揃った光が増幅される

・・・・・という量子力学の法則の積み重ねによって生まれています。

レーザーでは、量子力学が許す「誘導放出」という現象によって、

全く同じ性質を持った光が次々と複製されていきます。

その結果、

  • 色(波長)が揃う
  • タイミング(位相)が揃う
  • 進む方向が揃う

という、極めて特殊な光子(フォトン)=「レーザー」になります。

だからレーザーは強いエネルギーを持ち、広がらずに

細い一本のビームとして飛び続けることができるのです。

そう言う発生プロセスです。

・

昔、習った電子殻・・・原子核の周りの軌道に電子が周回してて

「K殻には電子2個で、L殻には8個、M殻には18個で・・・・」

なんで連続じゃ無くて、飛び飛びの値やねん!覚えにくい!

っと思ったと思うけど、その連続では無く飛び飛びの値・・・

っと言うのが、正に量子力学の法則なの。

ヾ(*´∀`*)ノ

え?数字でも坂道でも連続で曲線グラフみたいなんじゃないの?

っと常識では思いますが・・・ミクロの中のミクロな・・・

量子力学の世界では実は連続では無くて(´・ω`・)エッ?

1の次は2じゃ無くて4とかマジで飛び飛びなの。

それが人間サイズだと均されて滑らかな曲線に見えてるだけなの。

(´・ω`・)エッーーーーー!

今、説明したレーザーが成立する仕組みも完全に量子力学の範疇です。

しかも、その発生も実際に目に見えるレーザーそのものも、量子力学の

不思議さを身近に感じさせてくれる存在でもあります。

・

実は・・・・量子の世界では、光子や電子は

私たちが普段考えるような、単純な粒子でも波でもありません。

(´・ω`・)エッ?

不思議なことに・・・観測すると粒子として振る舞うこともあれば、

波として振る舞うこともあります。「空想では無く現実に」です。

そして観測されていない間は、量子力学では波動関数によって

表される特殊な量子状態として存在しています。

・

映画マトリックスの世界のような妄想話のような・・・

ナカナカ私たちの日常感覚ではなかなか理解しにくい、不思議な

世界ですが、今も正確に計算出来て実証もされている事実。

・・どちらでもあって、どちらでもない・・想像も出来ないし直感とも

違うし、現実でもありえない事象なので、ナカナカ理解がムズイでしょう。

・

ところが実際レーザーでは、その作用で量子力学的な性質を持つ

粒子とも波長とも言えない量子状態の光子(フォトン)が

何千兆個もピッタリ揃った高エネルギー状態で飛び出しています。

そして、その光子(フォトン)の集団が、実際に木材を焦がしたり

切断したりしています。

つまりレーザー加工機を使うことで、

「量子力学でしか説明できない現象が、目に見える形で現実世界に

 作用している様子」を目で見て実際に利用しているのです。

量子力学というと、ミクロ過ぎて目には見えない、どこか空想じみた学者の理論

のように聞こえるかもしれません。

・

しかし学者の空論では無く、実際にスマートフォン、半導体、LED、レーザーや

GPSなど、現代技術の根幹を支えている理論です。

そしてレーザーは、その中でも特に分かりやすく、

「量子力学が現実世界で働いている姿を目で見せてくれる存在」

ってトコロがロマンに溢れてるし、正確に加工できるし

気に入って活用してるの。

ヾ(*´∀`*)ノヘラヘラ

*物理的には電子殻そのものではなく、半導体中の「価電子帯」と

「伝導帯」という量子状態の話です。

ただし根本にある「電子が飛び飛びのエネルギー状態しか取れない」

という量子力学の考え方は同じなので、今回は電子殻を例に説明しています。

(*´σー`)ゴリカイヲ

・

原子核には電子殻と言う軌道があり・・・・・

あの「こんなん覚えられるかっ!何の役に立つねん!」っとなったでしょうが

こう知識が繋がって来ると・・・そうだったのか!でしょ?

ひょっとして・・・世の中には、未知の法則があって連続っぽく見えるけど

ミクロで見ると・・・実は飛び飛びの値しか取れない?そう!

それが量子力学の一端。

鉄を溶鉱炉に入れて熱すると、ドロドロの赤色が、橙色になって、黄色になって

最後は白色に光る。ソレって連続的にジワジワ色が変化してると思ったら・・・

熟練職人が「温度が変わる度に色が変わるんだぞ。その色で温度を見極めるのが

職人技ってもんよ!」が・・・正に!本当に飛び飛びの値しか取れないの。

職人の感覚的な話では無く、量子力学的に本当に連続では無く飛び飛びだった。

っと実証され、今では物理化学でも一般的でフツーに理解されてます。

・

これ以外にも、量子力学って・・・まだまだ直観では理解しがたい法則が

沢山あって面白い。シュレディンガーの猫とか二重スリット実験に・・・

そうそう最近では量子コンピューターってのも実現されて来ましたが、

ミクロよりもっと小さい量子の世界では我々が知ってる常識とは全く違う、

直観では理解し難い、浮世めいた話だらけ。

( ´,_ゝ`)プッ

でも今のトコロ、計算は全て正確で実証もされてて、疑う余地のない真実に

限りなく近い学問。変な言い回しに聞こえますが、物理化学を含めて最先端に

解明していく学問は今、この説が有力。たぶん合ってる筈・・・。

っで次々新たに解明されていくので、煮え切らないような表現になりますが。

(*´σー`)エヘヘ

ソコから導きだされるのは、この世の物体、人間も机も原子の中はスカスカで、

粒子でもあり波長でもある、掴みどころのない、もやーっとした確率分布でしかない

不思議なイメージ。宇宙も人間も地球も・・・それで出来ている。

古典力学しか学んでない我々では、もう何のこっちゃか?理解が追いつかない。

でも、ソレが今のトコロ、真実っぽい。

量子力学と言うのは面白い「この世は何ぞや?」を探求する学問で私も好きなので

また機会があればネタにします。

( ̄~ ̄;)ウムム

摩訶不思議で掴みどころのない空論のような不思議な現象?でも、本当で

それが目で見て活用できるのがレーザーなの。やってる事は超強力な細い光で

焼き切ってるだけ?に見えるけど、じゃあレーザーって粒子の集まり?電磁波の

集合?いえいえ、どちらでもない量子状態の光子(フォトン)の集合体なの。

発生プロセスやその意味を知ると、何だかワクワクしませんか?

(* ´艸`)ワクワク

レーザーと量子力学

えーっと・・・以前から私はレーザー加工を良く使ってますがぁ・・

皆さん?レーザーって知ってますよね?

そう!あの細い光でビーっと切ったりするレーザー光線です。

まぁ・・・厳密には違うのですが、ザックリ言うとソレです。

(*´ω`*)ハイッ!

じゃあ・・・そのレーザーって何でしょうか?

「いや・・・だから直線でビーっと出てるアレ」の正体。

気体?液体?個体?プラズマ?違いますよね?じゃあ光?

うーん・・・光よりもっと強くて・・の、お話。

・

以前にも話題にしましたが「量子力学」って面白いの。

簡単に言うと・・・・皆さんが小中高で学んだ物理化学は

「古典力学」っと言って・・・ザックリ言うと正確ではないの。

(´・ω`・)エッ?

話せば長くなるんですが、物質があって、物理法則があって・・

天文学があって、ニュートンの万有引力や古典物理学が発展し、

その後アインシュタインの相対性理論が登場しても、なお、

ミクロの世界では説明できない現象が残っていた。

18~19世紀までで既に人類は・・・・

世の中の物体は、ある種の法則性があって規則正しく、厳密に

計算すれば100年周期の天体の動きすら予測できる。

ヾ(*´∀`*)ノ

歴史上の名だたる学者が徐々に真理を紐解いて・・・・・

「もはや、人類は世の中の理(コトワリ)を全部解明したのでは?

もう世の中の全ての事柄は理解し、計算できるしもう全部把握したわw」

っと言ってから約200年も判った風だったが・・・・

19世紀後半になって、分子の中に原子があって・・・原子が

最小単位だと思ってたら、実は原子核の周りを電子がグルグル・・・

とは違うと判り・・・ミクロになればなる程、物理方程式では全く

計算が合わなくなってくる。

(´・ω`・)アレ?アレレ?

「古典力学」それらは古くて間違っていたっと言うより・・・

技術が進んでめちゃ小さいミクロ(ナノ以下)まで見れるようになると

物理化学の方程式や今までの常識が全然通用しなくなってきて・・・

まぁ・・・ザックリ人間サイズなら経験則と「そのくらいアバウトな

方程式でも、だいたい計算できた。だけ」で本当は正確では無かったの。

Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

んで、ミクロの世界は我々の知る常識と全然違った。

(´・ω`・)エッ?

ザックリ言うと・・・映画マトリックスの世界観に似てる。

あー・・・機械が人間を支配し・・・の部分じゃなくて

この世は情報で構成されてて、実に曖昧で確定的ではなく

そう思ったら、その途端にそう決まる・・・みたいな

精神論?ファンタジー?に近い世界観。

マジに量子のミクロ世界では、物質は粒子であり波でもあるし、

どちらとも言えない重なったような状態で、確実に存在する物質ですら

全てが雲のようなもやーっとした確率分布で、しかも、物体を

すり抜けたり、波長になったり粒子になったりもする・・・・。

┐(´д`)┌ハァ?

何言ってんだ?頭でも狂ったか?意味不明?妄想?幻想?・・・

そう!殆どの人間が理解できない、例えようも捉えようもない。

実に不安定であやふや・・・が、この世の中だと判ったの。

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

原子核の周囲を電子がクルクルと回って・・・・では無くて

本当は確率分布で雲みたいな位置不確定の存在でしか無かった。

その中心の原子核も陽子と中性子で・・・・の中は素粒子で

出来ててそれも粒子ではなくシュレディンガーの波動関数で

示せる事が判った。

(´・ω`・)ハァ?・・・

大事な事は「あー・・・そういう世界観もあるわよね?」とか

スピリチュアルな話では無くて・・・・・

この世の全て、今、目で見て触れるもの全てがマジのマジに

物体全てが波と言うか「全てが波動関数で記述される量子的な状態」で

しかなかったって事が判明したの。

原子の粒が集まったカッチリした物体・・・・では無かったの。

Σ( ̄ロ ̄lll)エーーーーーーーーッ!マジカ?

今まで確実で正解だったと思ってた常識や物理方程式、すべての

学問が「エー?マジかよ?全然違ったじゃん?」っとなり、

本気で向き合い、その捉えようのない不確実に見える量子の世界を

徐々に理解し、検証し実験し、新しい量子の法則も沢山出来て・・・

(小さすぎて未だ肉眼では見えないが)もう誰も嘘とか疑わず

シッカリ確実にばっちり計算出来て証明できるようになった・・・・

のが、約100年前。第二次世界大戦より前の、あのアインシュタイン

が生きてた時代に、ほぼ確立した学問。

戦後まもなくノーベル賞をとった湯川秀樹氏も量子力学の原子核の

中の中間子で、ですからね。

(´・ω`・)エッ?マジデ?

量子の法則を厳密に計算すれば、今まで古典力学では合わなかった

計算がぴったり正確に合い、今まで全ては連続性だと思われていたのが

非連続な飛び飛びの値しか取らなかったりした原因も究明できた。

つまり、古典力学で人類は、全て完璧に理解した風で・・・・

実はミクロの世界でアチコチ計算がズレて間違いに気づき・・・

目には見えないミクロな量子の法則を加え、よし!コレで合ってる!

っとなったのが実は今から100年も前、白黒写真の時代なのw

・

っとなると・・・物理法則で計算出来ない事はない!っと完璧では

全くなかったし、我々が小中高で習ってた時には(今の学生含め)

本当は正確性に欠ける一世代前の古典物理を学んでた。っと言う事に

なる。っが!しかし・・・完全な間違いでは無くて、人間サイズで

日常生きていく中では、ほぼ正解と言える近似値で、実際役に立つから

全くの無駄では無いし、小中学でイキナリ量子力学は基本が無さ過ぎて

教える事も理解する事も出来ないから、まぁ妥協折衷とも言えます。

・

ただ、電子顕微鏡やMRI、ナノ、ピコレベルなら思いっきり関係するし

スマホやPCの電子機器、LSIやロケットや人工衛星などの分野も量子力学

が無ければ進まなかったりする。

空想や浮世ではなくマジに今ある目に見えるすべてのものの真理に

かなり近い学問で、殆どの人も恩恵は受けているのだが理解するまでに

至ってないだけの事。エンジンの仕組みが判ってなくても自動車に

乗れると同じです。しかし、エンジンの仕組みが判ってないと自動車は

作れない。そう言う位置関係です。

・

そしてミクロ(量子)とマクロ(宇宙)と言うのも切っても切れない関係で、

実は現在の宇宙論では、銀河や恒星の元になった種(タネ)は宇宙誕生直後の

「量子ゆらぎ」だったと考えられている。

つまり、原子より遥かに小さい量子の世界で起きた僅かな揺らぎが、

何百億年もかけて銀河になり、恒星になり、地球になり、我々の素になった

可能性があるのだ。

宇宙は量子のミクロ世界の超拡大世界のようだと言えるし、起源は量子ゆらぎに

関係してると考えられ、邪魔なモノが少ない分、ハッキリと明確に捉えられる

とも言える。実にロマンたっぷりな話でしょ。

・

量子力学は掘り下げると、まだまだ理解不能な現象があって面白いのだけど

(我々の感覚では理解が追い付かないだけで、量子力学自体は方程式含め

今でも研究が進められ確実に解明されつつありますが、それを我々では

直感的に理解できない意)

・・・・・・ココまででも疲れちゃったかと思いますが

実は冒頭の「レーザー」ってなんぞや?が、正に量子力学の一端が

「目で見えて実際に物質に影響する」正に典型例なの!

(´・ω`・)ソーイウコト?

つまり、レーザービームって量子力学が無ければ、出来ていないし

レーザーと言う光エネルギーが発生するメカニズムも正に量子力学のソレ。

大雑把に言うと・・・・レーザーとは

波長も方向もバラバラの光を量子力学の励起現象を応用して

メチャクチャ規則正しくリズムも波長も足並みも軍隊行進並みに

ぴったり合った強烈な光なんですが・・・

光(光子)は、粒子でもあり同時に波長でもある。

(・・?ハァ?

正に、長々説明した目に見えないミクロの事象&法則の量子力学が

「はぁ・・・なんだか良く判らんけどミクロの世界はそうなんでしょうね?」

っと無理やり納得するしかない量子力学ですが、そのものの作用を

レーザー光として目で見えて、実際、レーザー光照射で触れられる物質を

実際に溶かしたり切ったり焦がしたりと、影響を及ぼしてる。

目に見えない量子力学と目で見える現実との「橋渡しの見本」みたいな事なの。

ヾ(*´∀`*)ノ

んま、もっと現実的な整合性でレーザーを採用してるんだけど、取り立てて

レーザーと言うモノ自体が「量子力学で面白い分野だから好き」と言うのも

正直あります。

(*´σー`)エヘヘ

この面白さを理解して貰うには色々な知識が無いと理解し難いのですが、

出来るだけ分かりやすく面白い部分が伝わればなぁ・・・っと思って書いてます。

・

ただ、量子力学と言う学問は「真理の解明」と言うか「この世は何で出来ている?」

に近い学問なので、知識や認識に多少の違いがあるし、とても一般常識では

掴みどころのない空想チックな話に思われやすい。私は専門家では無いし、

所詮は高卒のオッサンが興味本位で独学で学んだ程度のへっぽこ知識です。

なので、物理的視点で突っ込みどころ満載だったり語弊が生じるリスクが

あるかも?ですが・・・寛大に見守ってくだちい。

(*´σー`)エヘヘ